検定部

【全商情処・プロ】1級の傾向と対策&流れ図【4】~【6】の予想

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情報処理検定1級の傾向

重要
情報処理検定は令和4年度から試験形態が大きく変わります。
現在の傾向と対策は令和3年度まで適用されます。

第1問~第3問

情報処理検定はビジネス情報・プログラミング両部門とも、第1問~第3問は用語が出題されます。

第1問は説明文→用語を選択する問題です。ポイントは用語の要点を確認してあげましょう。

問題文は毎回変わりますが、中に記述されるポイントの部分は変わりありません。

その要点をいかに抑えられるか、対応して覚えられるかがポイントになります。

第4問

プログラミング部門では、簡単なアルゴリズムを聞かれます。

出題されるアルゴリズム

出題されるアルゴリズムは次がほとんどで、この中から2題問われます

昔はコントロールブレイクなども出題されていましたが、最近では第5問での出題が多く、第4問では見かけなくなりました。

第4問のソート問題は、1ページに2題出題する関係上、アルゴリズムに不必要な処理は基本的に存在しません。これは裏を返せば、難しく作れないことを意味します。つまり、アルゴリズムの基礎・基本がしっかり備わっていれば満点を獲得しやすい大問なわけです。

第4問の対策

とにかく過去問の第4問をひたすら解きましょう。分からないアルゴリズムがあれば、持っている対策書やwebサイトなどで調べましょう。商業生の集いるー(教材部)でも質問を受け付けていますので、こちらに聞いてもいいかもしれません。

第5問

第5問ではやや処理が煩雑になり、プログラミング的思考力が問われる内容になります。

出題されるアルゴリズム

第5問で、ソートが出題されることは少なく、主に下記のようなアルゴリズムが多く出題されます。

特にコントロールブレイクは超頻出で、ほぼ毎回のように第5問にて出題されています。プログラミング検定1級を受験するのであれば、必ず抑えておきたい論点の一つであります。

第5問の対策

2級相当のアルゴリズムである統計的なアルゴリズムについては、再度確認しておきましょう。

代表的なものをあげると、

〇合計・件数を求めるとき、その変数は0で初期化する

〇最大値を求めるときは、入力されるデータが取り得る値の最も小さい値未満を初期値とする。

(最大値の初期化は大体0)

〇最小値を求めるときは、入力されるデータが取り得る値の最も大きい値を超える初期値とする。

(最小値の初期値はマチマチ)

〇平均値は合計÷件数で求めることが出来る。

ほかにもコントロールブレイクは必ず抑えておきましょう。絶対にです。

第6問

全3問の中では最も流れ図が長く、一般に難しいと言われます。

流れ図応用の内容ですので、苦手な人は3問正解程度を目標に頑張りましょう。

出題されるアルゴリズム

第6問では、第4問で出題されなかったソートアルゴリズムのいずれかが出題される傾向にあります。

また二次元配列も登場するため、より高度な処理を求められます。主に出題されるアルゴリズムは次の通りです。

出題されるアルゴリズムは試験回によってもちろん異なるのですが、共通して第4問から第5問に出題されたアルゴリズムについては、出題されることはほとんどありません。

つまり、1級のアルゴリズム・2級のアルゴリズムの全てを網羅していなければ、流れ図の分野で満点を取ることは難しいと考えます。

第6問の対策

第6問の対策は第4問・第5問を完璧にすることが第一段階です。第6問の内容は、非常に高度で基本的なアルゴリズムを知っているだけでは1か所~2か所程度しか得点することが出来ません。実際に流れ図の処理と処理条件をリンクさせて読める練習をしなければ、第6問の得点率を向上させることは厳しいと感じます。

基本的なアルゴリズムを第4問で学習し、処理条件と流れ図の処理をリンクさせて読む練習を第5問で行い、そのまとめが第6問と言った感じでしょうか。

まずは第4問・第5問を確実に得点できるようにしてから、第6問に臨みましょう。

ただ、第6問もすべてが難しいわけではありません。基本的なアルゴリズム(ソートや順位付けなど)ももちろん聞かれますので、そのようなところでは確実に点を取っていきたいところであります。

第66回の流れ図予想

第66回の流れ図は次のように出題されると予想しています。

あくまで予想ですが、統計的に3年間周期で似たような問題が出題されています。今回の3年前は第60回ですので、第60回前後を対策として中心に行うのがいいかもしれません。

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