第4問(関連知識)
目標:満点~1ミス(-3点)
① クリティカルパス
ポイントは「プロジェクトの開始から終了までの所要時間が最長となる経路~」です。
クリティカルパスは、下図のように最も所要日数が最長になるものを言います。
[基本情報技術者平成26年春期 午前問53]
② 正規系
非正規形
見分け方:繰り返し項目が存在するかどうかです。
繰り返し項目が存在する表です。非正規系ではデータベースとして機能しません。(データにnullがあったり、一意に情報を特定できないため)
第1正規形
見分け方:繰り返し項目が解消されているかを確認します。
第1正規化して第1正規形にすることによってデータベースとして、クエリの実行や計算などを行えるようになります。
第2正規形
見分け方:関数従属によって表が分割されているかを確認します。
関数従属とは、主キーが決まると、列の値が一意に定まる関係のことを呼びます。
従属関係を分けるために、表を分けます。
第3正規形
見分け方:これ以上分けることが出来ないか。
第3正規形では、主キー以外に関数従属しているものを切り出して別の表にします。
今回であれば、受注表がそれにあたります。
さて今回の問題に戻りますが、表が分割されていない時点で、非正規形か第1正規形しかありえません。今回の表からは繰り返し項目は確認されませんので、第1正規形が正解となります。
③ 特性要因図
特性要因図とは、特性(結果)と要因(原因)の関係を体系的に整理した図のことで、
フィッシュボーン図とも言う。
今回の問題で聞かれているのは「第1要因」で主に4Mで記述すると良いとされている。
4Mとは Man(人)、Machine(機械・設備)、Method(方法)、Material(材料)のことで、今回の問題もこれに則って作られている。
このように小骨は大骨を元に作られます。逆に大骨は小骨の内容を決定すると言っても良いわけです。
つまり、小骨から大骨を判断することが出来ます。
よって答えは「イ」となります。
④ 決定表
(1)と(2)の図を見比べると、赤点線で囲ったところが新たに追加されているとわかります。
逆に言えば、赤点枠に属していない3つの動作部は(1)と全く同じ風に置かれると言えます。
(1)と(2)の赤枠は両方同じであることがわかりますので、(1)と(2)の青枠も一緒になるはずです。
この時点で、選択肢「ウ」は排除されます。
後は問題文の追加条件から残りの動作部を埋めましょう。
土日祝日の中学生以下は、他の割引率+10%の割引
4つ目(赤枠の左端を1つ目とする)は中学生以下に「Y」があるので、+10%されるはずです。
元々は10%なので20%となります。
この時点でアしか選択肢がありませんので、答えはアとなります。
⑤ アライアンス
元々は「同盟」などの意味があり、複数の企業間で相互協力体制を作ることをいう。
よって答えはウとなります。
なお、アは「アウトソーシング」、イは「ERP」です。