検定部

【全商情処】第64回 ビジネス情報 1級 解説【4】

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第4問(関連知識)

目標:満点~1ミス(-3点)

① クリティカルパス

ポイントは「プロジェクトの開始から終了までの所要時間が最長となる経路~」です。

クリティカルパスは、下図のように最も所要日数が最長になるものを言います。

[基本情報技術者平成26年春期 午前問53]

② 正規系

非正規形

見分け方:繰り返し項目が存在するかどうかです。

繰り返し項目が存在する表です。非正規系ではデータベースとして機能しません。(データにnullがあったり、一意に情報を特定できないため)

第1正規形

見分け方:繰り返し項目が解消されているかを確認します。

第1正規化して第1正規形にすることによってデータベースとして、クエリの実行や計算などを行えるようになります。

第2正規形

見分け方:関数従属によって表が分割されているかを確認します。

関数従属とは、主キーが決まると、列の値が一意に定まる関係のことを呼びます。

従属関係を分けるために、表を分けます。

第3正規形

見分け方:これ以上分けることが出来ないか。

第3正規形では、主キー以外に関数従属しているものを切り出して別の表にします。

今回であれば、受注表がそれにあたります。

さて今回の問題に戻りますが、表が分割されていない時点で、非正規形か第1正規形しかありえません。今回の表からは繰り返し項目は確認されませんので、第1正規形が正解となります。

③ 特性要因図

特性要因図とは、特性(結果)と要因(原因)の関係を体系的に整理した図のことで、

フィッシュボーン図とも言う。

今回の問題で聞かれているのは「第1要因」で主に4Mで記述すると良いとされている。

4Mとは Man(人)、Machine(機械・設備)、Method(方法)、Material(材料)のことで、今回の問題もこれに則って作られている。

このように小骨は大骨を元に作られます。逆に大骨は小骨の内容を決定すると言っても良いわけです。

つまり、小骨から大骨を判断することが出来ます。

よって答えは「イ」となります。

④ 決定表

(1)と(2)の図を見比べると、赤点線で囲ったところが新たに追加されているとわかります。

逆に言えば、赤点枠に属していない3つの動作部は(1)と全く同じ風に置かれると言えます。

(1)と(2)の赤枠は両方同じであることがわかりますので、(1)と(2)の青枠も一緒になるはずです。

この時点で、選択肢「ウ」は排除されます。

後は問題文の追加条件から残りの動作部を埋めましょう。

土日祝日の中学生以下は、他の割引率+10%の割引

4つ目(赤枠の左端を1つ目とする)は中学生以下に「Y」があるので、+10%されるはずです。

元々は10%なので20%となります。

この時点でアしか選択肢がありませんので、答えはアとなります。

⑤ アライアンス

元々は「同盟」などの意味があり、複数の企業間で相互協力体制を作ることをいう。

よって答えはウとなります。

なお、アは「アウトソーシング」、イは「ERP」です。

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