第1問~第3問対策
第1問~第3問の目標点数:満点(30点)
第1問~第3問は各5問用語に関する知識問題が出題されます。ただし、第3問だけは2問計算に関する問題が出題されます。
その中のほとんどが、ビジネス情報部門と共通する「共通範囲」からの出題となっています。
(参考:情報処理検定・出題範囲)
つまり、ビジネス情報を一度受験したことのある人であれば、覚えないといけない単語は「プログラミング部門のみ」で出題される単語だけで良いのです。
各大問毎に詳しく対策方法を紹介していきます。
第1問[10点]
第1問は全5問からなる単語選択式の知識問題です。
受験者を惑わせるような文言や選択肢がまれに出現します。十分対策すれば落とすことはありません。
作問者の独特な言い回しに慣れるためにも、回数をこなすことが重要となります。
回数をこなすことによって、必然的に単語も覚えることが出来ます。
第2問[10点]
第2問は全5問からなる説明文選択式の知識問題です。
この問題の特徴として、(試験範囲に)存在しない単語の説明文はない所が挙げられます。
つまり、全ての説明文(ア~コ)に対応する何かしらの単語が存在します。
単語に苦手意識がある人は、この全ての説明文に対応する単語を考えることによって、作問者の独特な言い回しにも慣れ、知識も付けることが可能になります。
検定対策用のテキスト(※)に付属している直前チェックの単語リストも良いですが、その文そのままで出ることは限りなく少なく、その作問者によって書き方も異なります。
しかし、単語自体の要点は共通して存在しており、その単語の要点を見つけ出す練習のためにも、反復練習が必要になります。
「この単語=この文章」として覚えるのでは無く、「この単語=この要点」として覚えれば満点も余裕になると思います。
第3問[10点]
第3問は全5問からなる三者択一問題です。
この問題の特徴はやはり、計算問題が必ず2題出題される所にあります。
しかし、ビジネス情報部門と違い、全ての計算問題に選択肢が存在します。
つまり、正確な値が求められなくても、最悪近似値さえ求まればそれでOKなのです。
そして、暇だったので公開されている全ての回の計算問題を集計しました。
調べてみた結果、両方に一定の規則性が存在することがよく分かります。
計算問題が苦手な人は、予想を元に対策するのもありかも知れません。
(本当はまんべんなく対策するのが良いですが…)
[参考資料](※)
第4問~第6問
※大体プログラム言語が得意な人は流れ図も得意です。満点賞を狙いましょう。
第4問[15点]
第4問は全2題からなる流れ図穴埋め問題です。
この問題の特徴はとにかく流れ図が短いことです。
それに比例して、処理条件も短いです。
この問題で出る問題は、限られています。下記の通りです。
二分探索
順位付け
ソート
├─バブルソート(交換法)
├─セレクションソート(選択法)
├─インサーションソート(挿入法)
※これ以外の論点も勿論出題される可能性が有ります。
※配列や演算などの論点は掲載していません。
第4問は第5・6問よりも簡単であるのにも関わらず、配点は3点と第5・6問と同じです。
流れ図が苦手な人はまずここから極めていきましょう。
第5問[15点]
第5問は全1題からなる流れ図穴埋め問題です。
第6問よりも流れ図は短いが、第4問よりも多少難易度が上昇しています。
第4問で出題されてるような「二分探索」、「順位付け」、「ソート」も出題されます。
これに加えて、「コントロールブレイク」も頻出問題に挙げられます。
基本的なアルゴリズムは学習しておくと良いです。
また、全ての流れ図に通じることですが、解く手がかりになる箇所が何カ所か存在します。
・変数のスコープ(有効範囲)
・ループの条件(変数がいくつまで行くのか)
・配列の行個数・列個数
・それぞれの関係のある添え字 など
自分なりに解く手がかりとなる箇所を見つけられると、得点に繋がるので、「我流」を見つけるのも1つの手となる。
(基本的なアルゴリズムに「我流」は必要ありません)
第6問[15点]
第5問は全1題からなる流れ図穴埋め問題です。
一番難しいとされる流れ図です。(第5問と大差無い気もしますが)
第6問はとにかく処理条件と流れ図のリンクが重要です。
どの処理条件がどの流れ図を表しているのかをしっかり抑えて、解いていきましょう。
第7問[25点]
第7問は、最大の山である「プログラム開発」の問題です。
投稿者はJAVA選択なので、今回はJAVAにフォーカスを当てて説明していきます。
この問題においても、処理条件とプログラムのリンクが重要になります。
全商の問題は、処理条件の初めとメインメソッドの開始がそれぞれリンクしています。
つまり、メインメソッドから読んで言った時の順番と、処理条件の順番は一致しているわけです。
必要な情報は全て処理条件に書いて有ります。なら見るしか有りません。
勿論、順位付けやソートなどの知識として備えている必要がある設問もありますが、データの操作系問題は、処理条件を元にコードを導くことが可能です。
時間があれば記事も出しますので、参考にしてみてください。