第6問(EXCEL小問)
目標:1ミス(ー4)~2ミス(ー8)
① 絶対値
難易度:★☆☆☆☆(簡単)
絶対値は「ABS」でした。
② 複合参照
難易度:★★★☆☆(普通)
絶対参照と相対参照の両方を利用する複合参照の問題です。
青枠について、G列は動かずに4,5,6,…と数字だけ動いてほしいです。
「$」をつけることで、動いてほしくないものを動かさなくすることができます。
これを絶対参照といいます。
今回(a)の参照は何もつけていない状態だと「G4」になります。
G列は動いてほしくないので、Gの前に$をつけて、「$G4」となります。
同様に赤枠でも考えていきます。
赤枠について、3行目は動かさずにH,I,J,…とアルファベットだけ動いてほしいです。
今回(a)の参照は何もつけていない状態だと「H3」になります。
3行目は動いてほしくないので、3の前に$をつけて、「H$3」となります。
③ データベース関数の条件
難易度:★★★☆☆(普通)
データベース関数の条件表記を理解しているか問われる問題です。
AND条件
同じ行内にある場合、AND条件となります。
このように指定されている場合は
区分が「午前」で かつ 級が「1」であるものを集計します。
OR条件
複数の行にまたがっている場合、OR条件となります。
このように指定されている場合は
区分が「午前」で かつ 級が「1」である
または
区分が「午後」で かつ 級が「2」である
ものを集計します。
今回は図にある条件の個数をカウントすれば良いので、4つとなります。
④ 予測
難易度:★★☆☆☆(やや簡単)
FORECASTは中身が聞かれる場合もあるので、確認しましょう。
今回利用するxは「予測最高気温」で、あとはすでにデータとして存在する既知のx,yを指定します。
(データとして存在していることが大事)
⑤ INDEXとMATCHの利用
難易度:★★★★☆(やや難しい)
まずはINDEX関数がわかっていなければいけませんので復習しましょう。
INDEX関数
INDEX関数は、配列の中の行番号と列番号が交わる場所のデータを返す関数です。
具体的な例をあげて考えてみましょう。
最初の配列は、実際に返してほしいデータが入っている場所を指定します。
今回は「○曜日の○限目の教科は何か」と、「教科」が返ってきてほしいので、教科のデータが入っているセルが配列に指定してあります。
次に行番号ですが、今回は「月3」の教科がほしいということで、「③」が番号となります。
最後に列番号ですが、今回は「月(1つ目)3」なので、「①」が番号となります。
しかし、これでは結局目で探しているのと変わりありません。曜日と時間で検索できるようにしてみましょう。そこで登場するのが「MATCH関数」です。
MATCH関数
MATCH関数は、上から/左から何番目にあるかを探す関数です。
よくINDEX関数と併せて利用されます。
曜日について、
「月」という検査値(C16)を設定して、
D8:H8の中から何番目に(今回は横長であるので「左から何番目」か)あるかを
完全一致(0)で探す。
ということになっています。
「月」は左から1番目にありますので、「1」が返ってきます。
時間も同様です。これを利用することで、このようなマトリックス表の検索がその要素名で可能になります。
領域番号の設定から「イ」の可能性はなくなりました。
あとはどちらが「行番号」でどちらが「列番号」かを明らかにしましょう。
行は「縦」、列は「横」のイメージです。(行列は「L」で読む)
となれば、「日付」を検査値としている「ア」が正解となります。